面接必勝法

ベンチャー企業の人事・教育担当が面接対策について書いてみます。

職務経歴書のせいで面接不採用になることはある?

職務経歴書は、転職で履歴書以上に重要視されると言っても過言ではありません。履歴書で書ける内容は限られており、職務経歴で企業へ貢献できる自分のスキルや知識をアピールしていかなければいけないからです。

履歴書は、志望動機、退職理由、自己PRを一文、多くて2文程度に収めなくてはならないので、アピールポイント十分に伝えられません。履歴書は企業で決められた書面の場合があり、市販の履歴書でも書く場所が少ないのでできるだけ完結にまとめなければいけません。

職務経歴は履歴書と比べて自由度が高く、指定のない場合はPCで作成することができます。職務経歴書は履歴書の繰り返しにならないよう、希望職に関連したボランティア活動、趣味を通して培った能力、企業のショールームや工場見学の体験についても表記するとベストです。他の転職者と差を付けましょう。

絶対に嘘を書かない

職務経歴書を書く時に1番重要なのは、「絶対に嘘を書かない」ということです。

少しくらい嘘を書いたって人事部に分からないから大丈夫とあなどっていてはいけません。企業によっては職務経歴に書かれている企業へ電話で問い合わせ、仕事内容や勤務態度を確認するところも少なくありません。職務経歴書に記載されている企業で勤務歴がなかった、職種が異なっている、仕事内容や退職時期が異なっているといったことが判明したら、面接は即不採用になります。

離職票を求める企業もあり

電話確認がなく万が一採用されたとしても、採用後の源泉徴収票、年金手帳、雇用保険、離職票といった事務手続きで、職歴は簡単にバレてしまいます。

源泉徴収票、雇用保険は前職のものだけ提出だし年金手帳は紛失したと再発行してもらえば全ての職歴はバレない…なんて思っていたら大間違いです。最近は職歴を詐称する人が増え、企業によっては職歴のある全ての企業の離職票を求めてくる場合も少なくありません。

職務経歴書に嘘を書くような人間は仕事において信頼が持てませんし、ビジネスマナーが備わっていない人として処理されてしまうでしょう。内定が決まっていても不採用となると心得ておくべきです。

3年未満に辞めた人は転職理由を明確に

人によっては短い期間で退職したから退職時期をずらしたい、転職を繰り返しているから正直に書きたくない、未経験の職種だから経歴があるように書きたいといった悩みがあるでしょうが、嘘を書くのではなく印象が良くなるよう書き方を変えてみる工夫をしましょう。

短い期間で退職している場合は転職理由を入念に考えるのは必須でしょう。採用された職場が異なった(努力はしたとの言葉は必須)、やりたい仕事を見つけて転職した(具体的な仕事内容は必須)と表記して、前向きな姿勢をアピールするべきです。

転職を繰り返している人は「長期的な目標」を書く

転職を繰り返している場合は、職務経歴書の自己PRの部分に学んだ具体的なスキルや知識をたくさん記載する、企業に採用されてからの長期的な目標をまとめてアピールすると良いでしょう。

未経験分野へ転職する人はボランティアや手伝いの経歴でアピール

希望の職種が未経験でも、職種に関わるボランティア活動や知人の手伝いといった仕事以外の経験を説明し、行動力や最低限の知識は備わっているというアピールをして下さい。

新卒採用の時から興味のある分野だったという熱意を伝える手も使えます。志望動機の欄に存分にアピールしてください。前職と未経験分野との仕事上の共通点を見つけ、今までに学んだことを入職後にどんな仕事でどのように役立てたいのか、具体的に書きましょう。

面接で職務経歴書のコピーを見ながら話さない

面接では緊張する、暗記できないからと言って、面接で職務経歴書のコピーを見ながら答えてはいけません。面接では、相手の顔を見て話すことが鉄則です。コピーを見ながらでは相手の目を見れませんし、採用担当者は本当に自分の経歴なのかと思ってしまいます。

つたない言葉だってかまいません。どもったりつまったりしたって大丈夫なので、大きな声で堂々と面接では職務経歴を話すようにしてみてください。

何度も模擬面接を行えば、どもらずに的確な答えを話すことができると思います。同期や友人、転職エージェントにお願いをして模擬面接で職務経歴を話す練習をしてみましょう。

履歴書だけ提出と記載されていても職務経歴書を用意

職務経歴書は書類で郵送するのみの企業が多いですが、面接時の持ち物に職務経歴書が記載されていなくても、持参するのがベターです。

不安な方は、転職エージェントや採用担当者に連絡を取ってみるのもよいと思います。

職務経歴書をもう1度書くのは面倒ですし時間もかかりますが、再度作ることで頭に入ります。人は物を覚える時、字で書くことで脳にインプットされていきます。模擬面接の一貫だと思って、面接時に持っていく職務経歴書を作成してみましょう。

まとめ

職務経歴書は転職活動で1番重要です。中途採用では新卒採用と異なり、今までどのような経験を積み 実績を上げてきたのかが重要視されます。

職務経歴を詐称して不採用になることだけは絶対に避けましょう。採用後の仕事や今後の転職に必ず支障をきたすので、職務経歴書は正直に作成するように努めて下さい。

在職中に面接では「転職理由を教えてください」と聞かれるから答えを準備!

毎日の仕事に追われながらの転職活動は、十分な準備を行えずに面接を受けるなんてことも珍しくないはずです。

自分は人に誇れる経歴があるから大丈夫、人と話すのは得意だから模擬面接なんていらないでしょ、なんてあなどっていては不採用になり兼ねません。

転職面接では、自己紹介、自己PR、志望動機、そして、1番大事ともいえる「転職理由」が聞かれるのでしっかりと準備しておきましょう。

面接官は面接でどういった経歴があるのか、どういったスキルを持っているのか見るのではありません。それは履歴書や職務経歴書で十分にチェックできるからです。

面接官はどういった点を面接で重視しているかといういうと、仕事に対して前向きな考えがある人間か、この人と一緒に働きたいと思えるのかどうかという点を見ています。

転職理由は、仕事に対して前向きな人間性であるかがはっきりと分かる質問です。転職理由はマイナスな内容のものが多いですが、面接官に仕事に対してやる気にある人間という印象を与えられるポジティブな答えを用意しておきましょう。

では、「面接官に仕事に対する前向きな姿勢が伝わる転職理由」とはどう作ったら良いのでしょうか?

200字程度がちょうど良い

転職理由を聞かれた時にやる気を見せたいからと言って長々と転職理由を述べるのはNGです。転職理由は短く簡潔に答えるように努めてください。

ネタを小出しにするイメージで200字程度にまとめ、あとから面接官にたくさん質問してもらえるように心がけてください。

転職理由はポジティブに話す

パワハラ、セクハラ、残業時間、土日出勤などの本当の転職理由は話さないのがポイントです。こういった転職理由はただの愚痴話になってしまいます。

志望動機につなげる

転職理由はどれもマイナスに取れることが多いです。残業時間やノルマ、人間関係、やりたい仕事ができなかったという転職理由は、志望動機に絡めてプラスに話すことが大切です。

例えば、ノルマがきつかったから転職したい方は、次のように転職理由を答えみるとよいと思います。

「今の職場は、売上をとても重要視する職場です。ノルマが大切なことは私も重々承知しておりますが、顧客様と密にコミュニケーションを取り合ってお客様が納得する形でサービスを提供したいと考えております。御社の○○部の方針のお客様とのコミュニケーションを重要視するという点に強く心を打たれ、御社で貢献していきたいと思っております。」

活かしたいスキル、知識を主張

未経験分野の転職なら、今の職業と転職先との仕事の業務を考えて、活かせるスキルがないか考えてみてください。全く違う職種への転職でも今まで培ったスキルをアピールできれば採用へと近づきます。 例えば、営業職から事務職への転職であれば、営業職で培ったコミュニケーションスキルを活かして社員同士と会話をし、円滑に事務作業を進めることができると言い切りましょう。

胸を張って堂々と大きな声で

転職理由を話す時は、話す内容ももちろん重要ですが、話し方も採用の合否に関わってきます。面接の話し方の基本は、相手の目を見て堂々と胸を張って大きな声でゆっくりと話すように心がけましょう。

面接官を納得させることのできる転職理由を述べていても声が小さくボソボソ話していたり早口すぎては、転職理由は他の人が考えたのかな?覇気がないから一緒に働きたくない、などと思われてしまうでしょう。

まとめ

転職面接では、圧迫面接でいじわるな質問をしてきたり、嫌味を言われるケースもあります。どんなにプライドが傷つけられても平常心で挑むことも大事です。

自意識過剰で上から物を言うような話し方もNGです。自意識過剰すぎる人は同僚や上司と上手にやっていけないかもしれないと思われてしまうので、下手に出る気持ちを忘れないようにしましょう。

面接日まで何日あればしっかり準備できる?

転職活動は希望の求人を見つけて履歴書を送り、面接を受ければ採用されるわけではありません。面接準備をしっかり行っていなければ、10社、20社と応募しても採用につながることはありません。

転職採用の枠はとても狭く、採用人数は1~2名と狭き門です。1企業の面接の平均面接の回数は2.2回程。最低でも2次面接まで突破しなければ採用はされないと思っておきましょう。

その場しのぎの面接準備では、狭き門を他の応募者から勝ち取ることは難しいでしょう。万全に面接準備を整えておくべきです。仕事をしながらの転職活動は細部まで手が回らないと思う方も多いでしょうが、「面接準備はせめて3週間前からしておく」のがベストでしょう。

面接の準備は履歴書、職務経歴書を丸暗記して終わりではありません。最低でも2回は模擬面接を行い、悪い点を改善したり良い点をよ理アピールできるように対策を練っておくべきでしょう。

面接の数日前から準備をしても間に合いません。面接に必要な準備と目安の期間についてポイントを4つに分けてまとめました。

面接で聞かれる質問は矛盾がないように入念に練る!

準備期間の目安:2時間×5回

矛盾のないように軸を作っておくことが重要です。特に、転職理由と志望動機はつっこまれやすいので、「現職(前職)ではなくどうしてこの企業なのか?」を意識して考えて下さい。

アピールしたいことが多すぎて1分以上にならないように。出来上がったら声に出して答え、最高でも1分以内に収めて下さい。

チェックポイント

  • 矛盾のないように一貫性のある軸を作っておく
  • 転職理由と志望動機は矛盾がないように。
  • 「現職ではなぜその目標が達成できないと思ったのか?」用意
  • 1つの質問は30秒~1分以内で。早口はNG

企業の社風、職場の仕事内容はしっかりと把握!

準備期間の目安:1~2日

「企業の社風、職場の仕事内容はしっかりと把握!」では、企業に関して足を運んでいるかいないかが重要となります。

職場見学ができる場合は必ず以来し、応募から1週間程度を目安に期間をあけずに行って下さい。説明会や転職イベントにブースを出している時も参加必須です。

工場見学やショールーム、企業が主催するイベントに参加し、行動力、企業への関心、勉強意欲をアピールして下さい。他の応募者と差をつけることができます。

チェックポイント

  • 職場見学は応募から1週間未満がベスト
  • 説明会、転職イベントは必ず参加
  • 工場見学、ショールーム、イベントに参加

模擬面接で実力を発揮できるように

準備期間の目安:最低2回

万全に準備するためには、自分だけではなく周りの協力も仰ぎましょう。模擬面接は転職エージェントや転職を経験した友人や同僚に依頼してみると良いでしょう。本番さながらの緊張感を作るためには、ある程度距離がある人に頼むのが効果的です。

面接では履歴書や職務経歴書に書かれている内容を丸暗記してまとめて話すだけでは採用を勝ち取れません。用意してきた質問を答えた後に根掘り葉掘り聞かれると心得ておくべきです。そのためには模擬面接は必須でしょう。自分の頭の中でイメトレするだけではなく、最低2回は模擬面接を繰り返すべきです。

チェックポイント

  • 面接時と同様の服装を
  • 転職エージェントに相談する
  • 転職経験のある友人や同僚にアドバイスをもらう
  • 改善点や良き点をノートにまとめる

試験勉強も必要!

準備期間の目安: 1時間×2週間(14時間) / 土日なら2時間×3週間(12時間)は覚悟

人気のある企業の求人や専門性の高い求人は、面接だけではなく試験を行うところも少なくありません。転職面接の試験は忘れかけている数学の問題や語彙問題、IT企業や金融企業であればあ専門的知識が出題されますので、勉強しておかなければ回答できないでしょう。試験準備も怠っては採用は勝ち取れないと心得ておくべきです。

チェックポイント

  • 一般常識、専門知識、論文に合った参考書を熟読
  • 論文は学生時代の恩師や転職エージェントに添削を依頼
  • 時間を守って模擬試験も

まとめ

転職活動に必要な期間は、最低でも3週間は覚悟しておくべきでしょう。仕事をしながらでは費やせる時間は限られてくるので、土日を使って効率良く進めるのが良いかもしれません。せっかくの休日に…と思われるかもしれませんが、その3週間が今後の職を決めます。

希望の職種に就けるかも、年収アップするかも、福利厚生の整った働きやすい職場で働くかもその3週間にかかっています。少しの間だけ我慢を心がけ、理想の職場からの採用を勝ち取って下さい。

3週間前から入念に面接準備を始めたら面接されるのが楽しくなってくるはずです。3日前には面接準備が完了しているかのチェック、1週間前と前日には持ち物のチェックをし、悔いのない面接を行って下さい。「備えあれば憂いなし」という日本の古くからのことわざ通り、準備に準備を重ねましょう。

改訂版 採用側の本音を知れば転職面接は9割成功するのレビュー

転職面接では、「採用担当者が何を聞きたいのか?」考えながら質問に答えることが重要です。

面接では、自己紹介、自己PR、志望動機、逆質問は100%聞かれる質問とされていますが、この4大質問だけ用意しておくだけでは採用は勝ち取れません。プラスしてつっこんだ質問もされることもありますし、全く的外れだなぁと感じる質問をされることもあります。面接官がなぜこの質問をしてきたのかを考えて、「求めている質問に対して着実に答える力」も必要です。

面接ノウハウ本の『改訂版 採用側の本音を知れば転職面接は9割成功する』では、質問ごとに面接官が何を求めているのか紹介されているので、どんな質問をされても的を得た答え方ができる力が身に付くと思います。

『改訂版 採用側の本音を知れば転職面接は9割成功する』を読んだ感想をまとめました。

有名なキャリアアドバイザーの実践的な面接テク

著者の小島氏は大手転職サイトや求人情報誌で転職ノウハウや資格ガイド、職業ガイドといったコラムを掲載する業界では名の知れたキャリアアドバザーです。

通算5000社を超す採用担当者へ取材を行って完成させた書籍ということだけあり、実際の面接が反映されて面接のリアリティがありました。

無駄な質問の意図を読み解く力

面接では決して無駄な質問はないそうです。

例えば、面接の冒頭で「今日はどのように来られましたか?」と聞かれることがありますが、面接官の意図は「通勤はしやすく仕事の効率は良いか」という点です。面接官が何を知りたいのか考えずに「電車で来ました。満員電車で苦労しました」なんて答えるのはNGです。「現職より近くて通勤が楽でした」といった答え方がベストでしょう。

面接ではこういった何気ない質問にも質問の意図はあるのでしっかり頭に入れておくべきですが、場馴れしないとどのような質問がされるのか分からないもの。

『改訂版 採用側の本音を知れば転職面接は9割成功する』では、面接でどのような質問がされるのか、面接官の本音は何か、答えの例文が始まりから最後までびっしりと書かれており、30社以上の面接を受けたような手ごたえを感じました。面接は場を踏むのが大切ですがこの本を読んでイメトレや模擬面接を繰り返せば、面接の場数を踏んだと同じだと思います。

まとめ

ただし、『改訂版 採用側の本音を知れば転職面接は9割成功する』で紹介されている質問の答え方の例文を全く同じに答えるのは避けて下さい。万が一、同じ本を読んでいる応募者がいたら、本を丸暗記しているのがバレバレです。自分の言葉で話し、個性のある印象に残るトークを心がけるべきです。

自分なりの答え方が考えられない、マニュアルっぽくなってしまうという方は、一緒に『転職面接必勝法』も読んでみて下さい。人と差をつける自分なりの面接トーク術が学べます。

面接では自分の言いたいことを話して大満足では採用されません。面接官が何を知りたいのか?をしっかり考え、面接官の求める答えを話すことが面接突破のカギを握っています。この本で面接官の質問と意図を学び、的確な答えを話すコツを掴んで採用を勝ち取って行って下さい!

「前の会社(勤務期間が短い)を辞めた理由は何ですか?」

就職して3年未満で退職してしまった…転職で不利だと思い込んでいませんか?

転職するまでの期間は最低でも3年といわれており、3年未満で退職してしまった方は転職に不利と言われてがちです。しかし、転職理由をしっかり練って上手く話せば、マイナス評価につながりません。

短い期間で退職した人の退職理由の例文を紹介しながら、注意するポイントをまとめてみました。

【転職理由1】2年未満で転職

大前提の話ですが、転職理由で嘘を言うのだけは絶対に避けましょう。退職理由の嘘を面接官はすぐに見抜きます!企業によっては職場に電話をかけて転職理由や勤務態度を確認するところもあるので嘘はすぐにバレてしまいます。

短期間で退職した方の転職理由の多くは、パワハラ、セクハラといった人間関係や、残業時間や休日出勤が多いとった仕事量に関するものです。しかし、こういった転職理由を正直に話しては絶対にダメです。

人間関係のトラブルや仕事量の多さはどの企業でも多かれ少なかれ存在します。この人はストレス耐性がなくまたすぐに辞めてしまうだろうなと思われてしまいますし、転職理由が友人に話すような愚痴になってしまうので注意しましょう。

志望理由に重点を置き、やりたい仕事ができる職場へ転職したといったポジティブな転職理由を話すのがベストです。

「短い間でしたが専門的なスキルや知識を学ぶ良い機会となった」というような言葉を付け足すだけで印象は変わるので盛り込むことも忘れずに。

例文1

「前職は以前の経験やスキルを活かせる販促部で採用して頂きましたが、実際は配属された部署は営業事務でした。1年間の約束で営業事務としての仕事をこなし、短い間ではありましたが資料整理や書類手続きいったスキルを学ばさせて頂きました。

しかし、1年を超えても販促部への異動はなく、上司に幾度となく相談しましたが人員的に難しいとのことでした。今までの経験を活かして商品の良さをお客様に伝えるキャンペーンやIT企画の仕事に就きたいと強く思い、転職を決意しました。」

【転職理由2】人間関係が悪い

現職は自分の培ってきた知識やスキルが活かせない職場、希望する企業は活かせるという点をアピールしましょう。

希望する部署の特徴をしっかりと調べるのが重要です。実際にどのような仕事をしているのかを見るために職場見学を行ったり、転職エージェントに社員の仕事のやり方を聞き出すと良いと思います。

例文2

「現職は飛び込み営業を主にする営業職で、個人で動くことの多い職場です。

新卒で営業職に就いてから営業分野でコミュニケーションスキル、お客様立場に考えた提案の仕方、チームワークを活かした営業を学んで参りましたが、今の職場では営業目標のみを重視した弾丸的な営業が多く、自分の培ってきた営業スキルやコミュニケーションスキルを活かせないと感じ退職を決意しました。

御社の強みであるチームワークを活かした営業部でお客様の要望に応えた提案型の営業をしていきたいと強く思っています。」

【転職理由3】やりたい仕事ができなかった

専門的スキルを身に付けられる環境に飛び込みたいといった仕事に対する前向きな姿勢を伝えましょう。

定時後の勉強会、会議があるような企業は内容をしっかりと調べておくと面接官に好印象を与えられるはずです。転職エージェントのコンサルタントに聞けば社内体制をしっかりと調べてくれるので頼ってみるべきでしょう。

例文3

「前職は小規模な企業ながらマーケティングとしての仕事に専念するのが難しく、事務としての仕事の方が多いという仕事環境がありました。事務作業を学べよき経験となりましたが、今後は御社のようなマーケティングの専門スキルを伸ばせる、活かせる職場で活躍して行きたいと考えております。

また、社員の方が自主的に行っている定時後や土日の勉強会にも強く惹かれておりまして、最新のマーケティングモデル、営業の方々とのコミュニケーションも培って行きたい次第です。」

まとめ

短い間で転職しても転職理由を間違いなく話せば、面接を突破することは難しくありません。志望動機をしっかりと考え、やる気をいかに伝えられるか、これが短い期間で転職した人の面接突破の鍵を握ります。

どうせ自分なんて採用されないなんて弱気な気持ちを捨て、自信を持って意欲のある姿勢を面接で見せて下さい。

面接のお礼メールのサンプル、集めました!

面接後はお礼のメールを送るのが社会人としての礼儀です。

人によっては面接の度にメールを送るのは逆に失礼、最終面接だけ送れば良いとする方もいますが、面接官に礼儀の備わった丁寧な人間との良い印象を与えるためには面接ごとにお礼のメールを送る方がよいと思います。

ただ、簡易的に作ると急いで書きました感が分かってしまうので、逆に悪い印象を与えかねません。お礼のメールの書き方や注意点をしっかりと頭に入れ、短いながらも熱意に伝わる自分なりのメールを送るようにして下さい。

転職面接のお礼メールのサンプルを集めたので、ご活用ください。

転職面接のお礼メール例文1

件名:○月○日の面接のお礼(氏名)

株式会社○○○
人事部 △△様

○○(名前)と申します。
本日はご多忙な中、面接の機会を賜り、誠にありがとうございました。

○○様(担当者名)のお話を伺うことで、貴社の経営ビジョンや、社員の方々一人一人が目標を持って仕事に取り組まれているといったことをより深く理解することができ、ますます貴社で働きたいという気持ちが強くなりました。

また、志望動機でもお話させて頂いた海外営業部の具体的な仕事内容についてお伺いでき、深く感銘を受けました。
貴社の中で、会社の成長と自己の成長ともに実現することができれば幸甚でございます。
ご面接いただきました○○様に、くれぐれもよろしくお伝えくださいませ。

末筆ながら、面接のお礼を申し上げますとともに、貴社のご発展と社員皆様のご多幸をお祈りいたします。

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○○ ○○(名前)
東京都新宿区新宿1-1-1
電話:03-××××-××××
e-mail: marumaru@ocn.com
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転職面接のお礼メール例文2

件名:○月○日の一次面接のお礼(氏名)

○○株式会社
人事部 人事課
○○様

○○と申します。

本日は貴重なお時間を割いてご面談いただき、誠にありがとうございました。
○○様のお話を伺う中で、貴社のお客様に対する丁寧な提案方法、食育に対する貴社の考え方、お客様に対するイベントや展示会への熱意について深く感銘を受けました。
貴社を第一志望としておりますが、貴社で仕事をしたいという気持ちがますます強くなりました。

この度の面接が良い結果となった場合、貴社で私の力を活かせるようスキルアップを図り、邁進して行きたい所存です。
是非とも良いお返事をいただき、貴社のお役に立てるよう祈っております。

取り急ぎ、面接でのお礼を申し上げます。

******************************
○○ ○○(名前)
東京都新宿区新宿1-1-1
電話:03-××××-××××
e-mail: marumaru@ocn.com
******************************

転職面接のお礼メール例文3

件名:○月○日の二次面接のお礼(氏名)

○○株式会社
人事部 人事課
○○様

いつも大変お世話になっております。◯◯と申します。

早速ではございますが、
本日の面接のお礼を申し上げたく、ご連絡させていただきました。

◯◯様のお話を伺う中で、常に患者様の健康と安心を第一に考え、
医師とのコミュニケーションを通しながら医療施設に適した医療機器やサービスを提供していくという仕事の大変さと、
醍醐味の一端を理解できたように思います。

また、離島やへき地医療に対する貴社の事業内容をより具体的にお伺いし、
改めて貴社の社員として働きたいという思いがより一層強くなりました。

この度の面接が良い結果となった場合、これからも一層努力し、自分を高めていく所存です。

是非とも良いご連絡がいただけますよう祈っております。

末筆ながら、ご面談のお礼を申し上げますとともに、
貴社のご発展戸皆さまのご多幸をお祈り申し上げます。

******************************
○○ ○○(名前)
東京都新宿区新宿1-1-1
電話:03-××××-××××
e-mail: marumaru@ocn.com
******************************

まとめ

面接後のお礼メールの例文を3つ紹介しましたが、コピペはNGです。

他の応募者と全く同じとなったら面接官はうちの面接を軽視していると思われてしまい、お礼メールが逆効果になり兼ねません。あくまでも参考に、自分が面接を受けて感銘を受けたこと、入職したらどのように活躍して行きたいのか自分の言葉で表現して下さい。

自分の言葉で書き面接官へ熱意や心意気をアピールすることができるので、面接後のメールの文章は最後の気合いを振り絞って考えるべきでしょう。あとは自分を信じて合否を待つのみです。

あともう一息、転職活動を頑張りましょう!

LiBzCAREER (女性専門)の評判と口コミ

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どの転職エージェントを利用すれば転職が成功するのか迷っている方が多いでしょう。転職エージェントはやはり大手がいいの?それとも専門的な求人を扱う中小がいいの?担当者の対応が良いところはどこ?など選ぶポイントはたくさんあります。

そんな方のために評判の良い転職エージェントの口コミをまとめています。

ここでは、LiBzCAREER(リブズキャリア)についてまとめました。良い点、悪い点どちらも掲載しているので是非、転職エージェント選びにご活用下さい。

LiBzCAREER(リブズキャリア)はこんな会社

LiBzCAREERは、株式会社リブが運営する女性の転職者専門の転職エージェントです。全国7万8千人の人事担当が投票する「日本の人事部HRアワード2015」でプロフェッショナル部門優秀賞を受賞している実績があります。

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LiBzCAREERのリアルな口コミ

実際にLiBzCAREERを利用した方の口コミをまとめました。

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未経験分野でも可の求人も多いので思い切ってチャレンジしてみるのも良いと思います。

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まとめ

LiBzCAREERは利用者からの口コミも良いですが、人事担当から高評価です。一般的な転職サイトでは、採用率を上げるために女性の出産や子育てに関する情報は企業にあまり開示しない傾向にありますが、LiBzCAREERは双方が納得できる勤務条件を考えてくれるからです。

女性が働きやすい職場ばかり扱っていて、人生相談にも乗ってくれる転職エージェントはLiBzCAREER以外に少ないです。