面接必勝法

ベンチャー企業の人事・教育担当が面接対策について書いてみます。

筆記試験に出題される問題例

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筆記試験は大手転職サイトDODAの調査によると約50%の企業、つまり求人の半分は行われています。大手企業は必須のことが多いですし、職種別に見ると、機械、電気、化学、食品系といった技術職に多いです。

筆記試験は筆記試験があると事前に聞かされている場合もありますし、全く知らされることなく筆記試験が行われる場合もあります。面接時に筆記試験も同時に行うことが多く、採用の材料と見なされていることは明確でしょう。筆記試験は大学の入試試験のように高得点であれば必ず内定通知をもらえるわけではありませんが、出来が悪ければ不採用につながります。

採用を勝ち取るためには面接の準備だけに時間を費やすのではなく、筆記試験の対策も行っておく忘れないようにして下さい。

では、筆記試験はどのような内容があるのでしょうか?

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中途採用の筆記試験は4項目

大きく分けて、性格適性検査、能力適正検査、論文、専門能力試験の4つあります。

全て実施する企業は少なく、どれか組み合わせた形の筆記試験を行うことが多いです。最も多く活用されている筆記試験は性格適性検査と能力適正検査で、「一般常識」と呼ばれている試験は能力適正検査です。

性格適性検査

性格適性検査ではどのような志向を持ち行動する性格なのか、求人職の仕事の仕方、企業の経営方針にかけ離れていないか見られています。面接並みに自分の人間性がバレてしまうと考えておくべきでしょう。

性格適性検査は以下のような問題を200問程度答えます。

■ 例題
[ 問題文 ] 目標は高い方が良いと思う / 競争には負けたくない
[ 選択肢 ] ○はい ○いいえ
[ 好まれる回答 ] はい

問題数が200問あり短時間で解かなければいけないので考える時間はほぼゼロといって良いでしょう。聞かれる質問は聞かれる内容が少し違うだけで答えを選択すれば良いだけの単純なテストなのですが、嘘を付けば検査結果に矛盾が生じてしまいます。思ったままに回答すべきでしょう。

中途採用者向けの性格適性検査の参考書が販売されているので1度は解いてみるべきです。

一般常識

一般常識と呼ばれることの多い能力適正検査。能力適正検査では、能力、語彙力、読解が問われる国語、計算能力の問われる数学、時には英語や政治、時事問題が出題されることがあります。

能力適性検査は以下のような問題が出ます。

■ 例題
ここに300mlの濃度7%の食塩水があります。この食塩水の濃度を3%にしたい時、水をいくら加えればよいでしょうか?
200ml 500ml 400ml 300ml

一般常識の問題は勉強していなけば正解できないものばかりです。中学卒業、高校一年生レベルの問題ですが、高校や大学を卒業してから久しく教科書に触れていないと誰でも答えられない問題ばかりで驚愕するはずです。

筆記試験対策の問題集、公務員試験の問題集といった参考書を1冊は購入し、仕事の合間のお昼休憩や通勤時間、寝る前に少しずつ勉強しておくべきでしょう。

今は、筆記試験の対策問題にお金をかけなくても良い時代です。無料会員登録するだけで、試験対策できる就活ノート  を利用するのがお得です。試験対策の勉強時間は、最低12時間は心がけると安心ですね。 

mensetsu.hatenablog.jp

論文

論文は大企業の転職面接に多く活用されているようです。論理的思考、文章能力、入職への熱意が問われる試験です。論文のテーマは以下のような例があります。

■ 将来について問われる論文テーマ

  • 入社後の抱負と心構え
  • 志望動機
  • 将来どのような人間になりたいか

■ 職務経歴について問われる論文テーマ

  • 仕事で1番嬉しかったこと
  • 仕事で1番大変だったこと

■ 感性が問われる論文テーマ

  • 最近の関心のあったニュース
  • 最近読んだ書籍
  • 「森、自然、親、子供」といったような抽象的なテーマ

論文は書く練習をしていないと、決まった字数、時間内で論理立てて文章を書くことは難しいので、論文対策もしておくと安心です。平均的な字数は原稿用紙3枚の1000字程度、時間は1時間なので、事前に上記のテーマで書いてみるべきでしょう。

専門能力試験

専門能力試験は職業の専門的な知識がどれくらいあるのか見られます。IT関連、金融関連の企業で出題されることが多く、エンジニア職は即戦力という観点から最低限の知識が備わっていないと不採用となることが多いです。

専門能力が試される試験では、以下のような問題が出されます。

  • IT関連企業…プログラミング
  • 金融関連企業…金利計算、保険、投資
  • エンジニア職…物理、化学、電気

IT企業を受けるのであればWeb知識、金融関連であれば保険や投資知識がおさらいできる参考書を1冊購入しておくと安心ですね。また、転職経験のある上司や部下、同僚にどのような専門的な試験が行われたのか聞き出しておくのも大切です。一般的に筆記試験の内容は表に出てこないので、経験者から聞くのがベストな方法ですよ。

まとめ

以上が、転職の筆記試験の内容です。面接の筆記試験は面接以上に力を入れて準備しなければいけない気がしてきますよね。

筆記試験は低い点数であれば、二次試験、採用といった次のステップに進むのは難しいです。あまり筆記試験の内容を重視していない企業もありますが、出来る限りの勉強をして最低限のレベルの得点は取れるようにしておきましょう。

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