面接必勝法

ベンチャー企業の人事・教育担当が面接対策について書いてみます。

面接開始のゴングは「受付」した瞬間になる!受付で失敗しないための方法

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面接は面接会場に入室するところから始まるわけではありません。面接会場に着き、受付をするところから面接は始まっていると心得ておきましょう。

受付する人が人事部の方ということも珍しくありません。転職の面接でほぼ100%聞かれる自己紹介を入念に練ることも、面接官を納得させる転職理由を時間をかけて試案することも大切ですが、面接中のことばかりに気を取られ面接前の受付で失敗しないように気を付けましょう。

見落としがちな面接前の受付での注意点を10個まとめたので、参考にして下さい。

受付に向かう前の4つのマナー

まずは、受付に行く前のマナーについて4つの注意点を紹介します。まず面接会場に着いたらすぐに自動ドアをくぐらず、4つのポイントを確認しましょう。

ポイント1: 服装はスーツのみ

夏でジャケットを脱いでいればジャケットを羽織り、冬であればコートを脱いで準備します。外気が熱く汗をかいている場合は汗を拭って入ることも忘れないように。

ポイント2:マスクは外してる?飴やガムは口に入っていない?

マスクを外し、飴やガムは口に入っていないか再確認しましょう。水分補給をして心を落ち着かせるのも良いですね。面接会場に入ってからの水分補給は印象があまり良くないので注意です。

ポイント3: ケータイはOFF!時計のアラームも確認!

1番重要で見落としがちなのが、ケータイや時計のアラームをOFFにしているからです。就職面接の日時をケータイのスケジュールに入れ、重要だからとアラーム機能まで入れている場合は特に要注意です。 電源がOFFになっていてもアラームが起動してしまうこともあるので事前にアラームを切っておくのを忘れずに。

ポイント4: 受付を済ませる前にトイレは済ませる

トイレは受付前に済ませておきましょう。面接会場近くの駅やコンビニで済ませておくのがベストです。トイレに行きたくなくても面接会場に着く前に1度は行っておきましょう。

書類提出時の最低限守りたい2つのマナー

次は、提出書類についてのポイントを2つ紹介します。

事前に書類提出が課されていない場合は受付で書類一式を提出する可能性が高いです。封筒1式に必要書類があるか今一度確認し、手で持っておきましょう。

ポイント5: 提出書類は1つの封筒にまとめてあるか確認

履歴書や職務経歴書などの提出書類は1つの封筒に入っているか確認してください。1つの書類だけ封筒に入っていて、他の書類はカバンの中にしまってあったということがないように心がけてください。

ポイント6: 提出書類は手元に用意

受付を済ませる前に手元に提出書類を用意しましょう。受付をすませてからカバンの中から履歴書などを取り出すのは、スマートではありません。カバンの中身を受付の方に見られてしまうので避けましょう。

いざ!受付嬢と対面!3つのポイント

次からやっと受付のステップに進めます。ポイントは3つです。

ポイント7: 受付は礼儀正しく丁寧に

「本日中途採用の面接に参りました○○です。○○部○○課の○○様へお取次願いますでしょうか?」と礼儀正しく受付をお願いする自分の名前、担当者の方の名前を述べ、丁寧に取り次いでもらうよう心掛けて下さい。

小さな声でボソボソとお願いしたり、受付だからと邪見なお願いの仕方は禁物です。受付の印象ももちろん、採用の合否に関わってくる点なので十分な心配りが必要です。

ポイント8: 面接会場まで案内してくれた人へはしっかりとお礼を述べる

面接会場まで受付の人が案内してくれるパターンもありえます。面接の方は人事部じゃないから気を抜いても大丈夫と思わず、面接官同様に丁寧にお礼を述べてください。

企業によっては受付をしてくれた方が人事部に感想を伝える場合もありますし、人事部の方が受付をしているケースもあります。

ポイント9: すれ違った社員の方へは軽く会釈で挨拶する

案内してもらう最中、他の社員の方とすれ違ったら軽い会釈程度の挨拶をしておくと好印象につながるかもしれません。

知り合いやOG・OBとすれ違ったからと言って立ち話をしてはいけません。会釈程度にとどめて、緊張感を持って面接会場まで行きましょう。

ポイント10: 受付の人と無駄話をしない

案内されている最中、受付の方と無駄な話をするのは避けましょう。例え社交的で話しやすそうな相手や好みタイプの人であっても安易に話しかけてはいけません。

エレベーターに乗るようなことがあれば、受付の方から促されてから乗り降りするようにしましょう。相手は案内係りだからと当然のように先に乗り降りするのは悪印象を与えてしまうので注意です。面接会場まで着いたら丁寧にお礼を言うのを忘れないように。面接の時と同様に、「座ってお待ち下さい」と言われるまでは椅子が用意されていても着席してはいけません。

まとめ

この10個のポイントに気を付けていれば、受付の方が面接官に「とても礼儀正しい方でした」とプラス評価を伝えてくれるかもしれません。中小企業の場合、案内係りが人事部ということも珍しくないので心得ておくべきでしょう。

面接は「受付」した時から始まっています。面接会場の自動ドアをくぐったら常に誰かにチェックされているということを頭に入れ、失敗しないように気を配って受付を済ませて行きましょう。