面接必勝法

ベンチャー企業の人事・教育担当が面接対策について書いてみます。

筆記試験の算数の問題って難しい?

転職面接の筆記試験で出題される算数の問題は、「難しい」と捉えておくべきでしょう。

理系大学を卒業した人であれば数学の公式に詳しく解き方を覚えている方が多いでしょうが、高卒の方、大学は文系という方はまず勉強しておかなければ解けない問題ばかりだと心得ておくべきです。

新卒採用の時に筆記試験対策で問題集を勉強したから大丈夫と思っている方、転職の筆記試験は新卒の算数の問題よりも難しいですよ。「転職用」の筆記試験対策の問題集は最低1冊は勉強しておくようにしましょう。

試験対策は比較的楽

一般常識の算数の問題は公式や解き方を覚えておけば必ず答えられる問題なので、他の一般常識の問題と比べると勉強しやすいです。

一般常識テストで出題される国語では多くの漢字、四字熟語、慣用句を、英語は英単語、文法を復習しておかなければいけないですし、政治、時事問題では最新のニュースに詳しくなければ正解できませんが、算数の問題は出題される範囲がある程度決まっているのでそれだけ勉強しておけば高得点を狙えます。

算数の例題を紹介

筆記試験の算数の問題は、鶴亀算、確率、損益算、速度算、推論…と約20項目の中から出題されます。まずは基本問題を解き、解き方をマスターしておくべきでしょう。基本問題が解けたら応用問題へと進むような手順にすれば、短い時間でもまんべんなく勉強することができます。

例えば以下のような問題が出題されます。

確率

箱の中に、3本の当たりくじと4本のはずれくじが入っている。このくじを2本同時に引く。

(1)2本ともはずれくじを引く確率はいくらか。
A 2 / 7
B 5 / 14
C 3 / 7
D 1 / 2
E 4 / 7
F 9 / 14
G 5 / 7
H 11 / 14

(2)当たりくじとはずれくじを1本ずつ引く確率はいくらか。
A 2 / 7
B 5 / 14
C 3 / 7
D 1 / 2
E 4 / 7
F 9 / 14
G 5 / 7
H 11 / 14

↓ 回答 ↓
(1) A.2 / 7
(2) E.4 / 7

速度算

PとQの2人は、1周24kmのマラソンコースを走る。 Pは時速12km、Qは時速18kmで走り、2人の速度はそれぞれ常に一定であるものとする。

(1)今、2人はマラソンコース上の同じ地点にいる。PとQが反対方向に同時に走り出すとき、2人が再び出会うのは何分後か。
A 12分後
B 18分後
C 24分後
D 30分後
E 36分後
F 42分後
G 48分後
H 54分後

(2)今、2人はマラソンコース上の同じ地点にいる。Qが走り始めてから50分後にPが走り始めるとき、Qが最初にPに追いつくのはPが走り始めてから何時間何分後か。
A 1時間6分後
B 1時間12分後
C 1時間18分後
D 1時間24分後
E 1時間30分後
F 1時間36分後
G 1時間42分後
H 1時間48分後

↓ 回答 ↓
(1) G.48分後
(2) E.1時間30分後

推論

箱の中に玉が何個か入っている。これらの玉について、次のような発言があった。
ⅰ)箱の中には少なくとも2色の玉が入っている。
ⅱ)箱の中には青玉と赤玉と白玉が入っている。
ⅲ)箱の中には少なくとも3色の玉が入っている。

ⅰ)~ⅲ)までの発言は信頼できるとは限らない。そこで、いろいろな場合を想定して推論がなされた。
(1)次のア、イ、ウの推論のうち、正しいのはどれか。
アⅰ)が正しければ、ⅱ)も必ず正しい
イⅱ)が正しければ、ⅲ)も必ず正しい
ウⅲ)が正しければ、ⅰ)も必ず正しい
A アだけ
B イだけ
C ウだけ
D アとイの両方
E アとウの両方
F イとウの両方
G アとイとウのすべて H 正しい推論はない

(2)次のカ、キ、クの推論のうち、正しいのはどれか。
カⅰ)が正しければ、ⅲ)も必ず正しい
キⅱ)が正しければ、ⅰ)も必ず正しい
クⅲ)が正しければ、ⅱ)も必ず正しい
Aカだけ
Bキだけ
Cクだけ
Dカとキの両方
Eカとクの両方
Fキとクの両方
Gカとキとクのすべて
H正しい推論はない

↓ 回答 ↓
(1) F.イとウの両方
(2) B.キだけ

1問2分で高得点を目指せる

算数の問題は1問2分程度を目安にして回答しなければいけません。かなりのスピード勝負です。

解き方だけではなく問題を何回も解き、2分以内で回答するワザも身に付けるようにしましょう。時間内に回答できるよう問題紙を開いた時に時間配分するのも忘れないように心がけてください。

まとめ

算数の例題を紹介しましたが、全て回答することができましたか?すごい時間がかかった、そもそも解き方が分からないという方は多いのではないでしょうか。

筆記試験で他の応募者はカリカリと滞りなく進めているのに自分だけ全く解けない…とならないよう、面接の準備と同時進行で勉強しておきましょう。

筆記試験は約半分の企業が取り入れているので、採用や次の面接のステップに進むために筆記試験の勉強は最低限しておきましょう。

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