面接必勝法

ベンチャー企業の人事・教育担当が面接対策について書いてみます。

「前の会社(勤務期間が短い)を辞めた理由は何ですか?」

就職して3年未満で退職してしまった…転職で不利だと思い込んでいませんか?

転職するまでの期間は最低でも3年といわれており、3年未満で退職してしまった方は転職に不利と言われてがちです。しかし、転職理由をしっかり練って上手く話せば、マイナス評価につながりません。

短い期間で退職した人の退職理由の例文を紹介しながら、注意するポイントをまとめてみました。

【転職理由1】2年未満で転職

大前提の話ですが、転職理由で嘘を言うのだけは絶対に避けましょう。退職理由の嘘を面接官はすぐに見抜きます!企業によっては職場に電話をかけて転職理由や勤務態度を確認するところもあるので嘘はすぐにバレてしまいます。

短期間で退職した方の転職理由の多くは、パワハラ、セクハラといった人間関係や、残業時間や休日出勤が多いとった仕事量に関するものです。しかし、こういった転職理由を正直に話しては絶対にダメです。

人間関係のトラブルや仕事量の多さはどの企業でも多かれ少なかれ存在します。この人はストレス耐性がなくまたすぐに辞めてしまうだろうなと思われてしまいますし、転職理由が友人に話すような愚痴になってしまうので注意しましょう。

志望理由に重点を置き、やりたい仕事ができる職場へ転職したといったポジティブな転職理由を話すのがベストです。

「短い間でしたが専門的なスキルや知識を学ぶ良い機会となった」というような言葉を付け足すだけで印象は変わるので盛り込むことも忘れずに。

例文1

「前職は以前の経験やスキルを活かせる販促部で採用して頂きましたが、実際は配属された部署は営業事務でした。1年間の約束で営業事務としての仕事をこなし、短い間ではありましたが資料整理や書類手続きいったスキルを学ばさせて頂きました。

しかし、1年を超えても販促部への異動はなく、上司に幾度となく相談しましたが人員的に難しいとのことでした。今までの経験を活かして商品の良さをお客様に伝えるキャンペーンやIT企画の仕事に就きたいと強く思い、転職を決意しました。」

【転職理由2】人間関係が悪い

現職は自分の培ってきた知識やスキルが活かせない職場、希望する企業は活かせるという点をアピールしましょう。

希望する部署の特徴をしっかりと調べるのが重要です。実際にどのような仕事をしているのかを見るために職場見学を行ったり、転職エージェントに社員の仕事のやり方を聞き出すと良いと思います。

例文2

「現職は飛び込み営業を主にする営業職で、個人で動くことの多い職場です。

新卒で営業職に就いてから営業分野でコミュニケーションスキル、お客様立場に考えた提案の仕方、チームワークを活かした営業を学んで参りましたが、今の職場では営業目標のみを重視した弾丸的な営業が多く、自分の培ってきた営業スキルやコミュニケーションスキルを活かせないと感じ退職を決意しました。

御社の強みであるチームワークを活かした営業部でお客様の要望に応えた提案型の営業をしていきたいと強く思っています。」

【転職理由3】やりたい仕事ができなかった

専門的スキルを身に付けられる環境に飛び込みたいといった仕事に対する前向きな姿勢を伝えましょう。

定時後の勉強会、会議があるような企業は内容をしっかりと調べておくと面接官に好印象を与えられるはずです。転職エージェントのコンサルタントに聞けば社内体制をしっかりと調べてくれるので頼ってみるべきでしょう。

例文3

「前職は小規模な企業ながらマーケティングとしての仕事に専念するのが難しく、事務としての仕事の方が多いという仕事環境がありました。事務作業を学べよき経験となりましたが、今後は御社のようなマーケティングの専門スキルを伸ばせる、活かせる職場で活躍して行きたいと考えております。

また、社員の方が自主的に行っている定時後や土日の勉強会にも強く惹かれておりまして、最新のマーケティングモデル、営業の方々とのコミュニケーションも培って行きたい次第です。」

まとめ

短い間で転職しても転職理由を間違いなく話せば、面接を突破することは難しくありません。志望動機をしっかりと考え、やる気をいかに伝えられるか、これが短い期間で転職した人の面接突破の鍵を握ります。

どうせ自分なんて採用されないなんて弱気な気持ちを捨て、自信を持って意欲のある姿勢を面接で見せて下さい。