面接必勝法

ベンチャー企業の人事・教育担当が面接対策について書いてみます。

職務経歴書のせいで面接不採用になることはある?

職務経歴書は、転職で履歴書以上に重要視されると言っても過言ではありません。履歴書で書ける内容は限られており、職務経歴で企業へ貢献できる自分のスキルや知識をアピールしていかなければいけないからです。

履歴書は、志望動機、退職理由、自己PRを一文、多くて2文程度に収めなくてはならないので、アピールポイント十分に伝えられません。履歴書は企業で決められた書面の場合があり、市販の履歴書でも書く場所が少ないのでできるだけ完結にまとめなければいけません。

職務経歴は履歴書と比べて自由度が高く、指定のない場合はPCで作成することができます。職務経歴書は履歴書の繰り返しにならないよう、希望職に関連したボランティア活動、趣味を通して培った能力、企業のショールームや工場見学の体験についても表記するとベストです。他の転職者と差を付けましょう。

絶対に嘘を書かない

職務経歴書を書く時に1番重要なのは、「絶対に嘘を書かない」ということです。

少しくらい嘘を書いたって人事部に分からないから大丈夫とあなどっていてはいけません。企業によっては職務経歴に書かれている企業へ電話で問い合わせ、仕事内容や勤務態度を確認するところも少なくありません。職務経歴書に記載されている企業で勤務歴がなかった、職種が異なっている、仕事内容や退職時期が異なっているといったことが判明したら、面接は即不採用になります。

離職票を求める企業もあり

電話確認がなく万が一採用されたとしても、採用後の源泉徴収票、年金手帳、雇用保険離職票といった事務手続きで、職歴は簡単にバレてしまいます。

源泉徴収票雇用保険は前職のものだけ提出だし年金手帳は紛失したと再発行してもらえば全ての職歴はバレない…なんて思っていたら大間違いです。最近は職歴を詐称する人が増え、企業によっては職歴のある全ての企業の離職票を求めてくる場合も少なくありません。

職務経歴書に嘘を書くような人間は仕事において信頼が持てませんし、ビジネスマナーが備わっていない人として処理されてしまうでしょう。内定が決まっていても不採用となると心得ておくべきです。

3年未満に辞めた人は転職理由を明確に

人によっては短い期間で退職したから退職時期をずらしたい、転職を繰り返しているから正直に書きたくない、未経験の職種だから経歴があるように書きたいといった悩みがあるでしょうが、嘘を書くのではなく印象が良くなるよう書き方を変えてみる工夫をしましょう。

短い期間で退職している場合は転職理由を入念に考えるのは必須でしょう。採用された職場が異なった(努力はしたとの言葉は必須)、やりたい仕事を見つけて転職した(具体的な仕事内容は必須)と表記して、前向きな姿勢をアピールするべきです。

転職を繰り返している人は「長期的な目標」を書く

転職を繰り返している場合は、職務経歴書の自己PRの部分に学んだ具体的なスキルや知識をたくさん記載する、企業に採用されてからの長期的な目標をまとめてアピールすると良いでしょう。

未経験分野へ転職する人はボランティアや手伝いの経歴でアピール

希望の職種が未経験でも、職種に関わるボランティア活動や知人の手伝いといった仕事以外の経験を説明し、行動力や最低限の知識は備わっているというアピールをして下さい。

新卒採用の時から興味のある分野だったという熱意を伝える手も使えます。志望動機の欄に存分にアピールしてください。前職と未経験分野との仕事上の共通点を見つけ、今までに学んだことを入職後にどんな仕事でどのように役立てたいのか、具体的に書きましょう。

面接で職務経歴書のコピーを見ながら話さない

面接では緊張する、暗記できないからと言って、面接で職務経歴書のコピーを見ながら答えてはいけません。面接では、相手の顔を見て話すことが鉄則です。コピーを見ながらでは相手の目を見れませんし、採用担当者は本当に自分の経歴なのかと思ってしまいます。

つたない言葉だってかまいません。どもったりつまったりしたって大丈夫なので、大きな声で堂々と面接では職務経歴を話すようにしてみてください。

何度も模擬面接を行えば、どもらずに的確な答えを話すことができると思います。同期や友人、転職エージェントにお願いをして模擬面接で職務経歴を話す練習をしてみましょう。

履歴書だけ提出と記載されていても職務経歴書を用意

職務経歴書は書類で郵送するのみの企業が多いですが、面接時の持ち物に職務経歴書が記載されていなくても、持参するのがベターです。

不安な方は、転職エージェントや採用担当者に連絡を取ってみるのもよいと思います。

職務経歴書をもう1度書くのは面倒ですし時間もかかりますが、再度作ることで頭に入ります。人は物を覚える時、字で書くことで脳にインプットされていきます。模擬面接の一貫だと思って、面接時に持っていく職務経歴書を作成してみましょう。

まとめ

職務経歴書は転職活動で1番重要です。中途採用では新卒採用と異なり、今までどのような経験を積み 実績を上げてきたのかが重要視されます。

職務経歴を詐称して不採用になることだけは絶対に避けましょう。採用後の仕事や今後の転職に必ず支障をきたすので、職務経歴書は正直に作成するように努めて下さい。