面接必勝法

ベンチャー企業の人事・教育担当が面接対策について書いてみます。

飲食店の正社員面接を受けて落ちる人にありがちな質問のダメな回答

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飲食店の正社員面接と言っても、その仕事はホール職からキッチン職、料理長、店長候補などさまざま。ここでは主にホール職の方の面接を想定し、面接に落ちる方にありがちなダメな回答をまとめています。これから飲食業界で働きたい方、ぜひ参考にしてください。

入店を希望するお店はあらかじめチェックしておく

飲食業の場合、面接の前に事前チェックをおこなうと面接がスムーズになります。

入職を希望するお店に一度足を運んでおくと、お店の雰囲気や立地、客層、ホール係の接客レベル、お店の魅力などがわかります。

面接でお店のことについて聞かれたときも、実際に訪問していればスムーズに受け答えができます。入店を希望するお店は事前にチェックすると良いですね。

「志望動機は?」の質問に自分勝手な理由はダメ

必ず聞かれるのが志望動機ですが、「給与が高そうなので」「何となく楽しそうな仕事だから」など自己中心的な理由では、面接で落とされる可能性が高くなります。

「お店の良さを具体的に褒めること」が大事。そして、面接先の企業がフランチャイズなら企業理念をチェックして、企業が目指しているところと自分の目標を結びつけた回答が良いです。

自分の長所、短所については慎重に

長所の部分は自分の良いところを素直に言えばいいのですが、短所に対する回答は慎重に。接客業であれば人とのコミュニケーション力、明るさ、協調性が問われます。

短所が「人見知りする」「勝手な行動をする」では採用されにくくなるので、短所は「お喋りなところ(話しをするのが好き)」「美味しい物が好きでお財布がピンチになること(食通である)」など、一見短所のように見えてじつは長所になることを伝えると◎。

「どれくらいの給与を希望しますか?」には求人票以上の金額は提示しない

給与額の希望は、できるだけ求人票に書かれている以上の金額を提示しない方が無難です。月給20万円のところを、月給30万円希望と言ってもすんなり通りません。

求人票に書かれた月給以上の金額を希望するときは、経験や知識が優れていることを伝えなければなりません。

「サービスにあたり心がけていることは?」にとくに無しはダメ

「サービスにあたり心がけていること」という質問に「丁寧に接客する」「笑顔で答える」という回答は当たり前なので、面接官に響きません。

仮に当たり前のことだとしても、クレームに繋がらない言い方をするほうが良いです。たとえばホール係なら「お客様を待たせない」など、クレームを回避できることを意識して取り組むことをアピールするのも良いでしょう。

転職回数やその内容についての質問には?

転職が多いケースの場合、転職の理由をある程度説明する必要があります。

転職した理由が「給与が少なかった」「上司とウマが合わなかった」では、入職希望先でも同じ理由で辞めてしまうと思われます。

そこで面接では「自分の知識や経験がいかせなかった」「前職の将来性に不安があった」「雇用形態を変えたかった(臨時職員から正職員へ)」など積極的な理由を伝えると印象が良くなります。

接客業では身だしなみが重要

接客業では、清潔感やみだしなみもかなり重要です。

顧客から「不潔」と思われる身なりでは、お店の信用にも関わります。面接ではどのような服装で臨むのかあらかじめ聞いておくと無難ですし「私服でお願いします」のケースでもTシャツにGパンなどのラフな服装より、少しフォーマルな洋服で面接会場に行く方が好感度があがります。