面接必勝法

ベンチャー企業の人事・教育担当が面接対策について書いてみます。

転職面接時の入室~退室までの一連の流れ

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転職活動で1番緊張する場面は、「面接」でしょう。面接では自分本来の力を十分に発揮して、面接官から好印象をもらい、採用までうまくことが運んで欲しいものですよね。

面接ではある程度の緊張は必要ですが、がちがちに緊張しすぎてしまうのは禁物です。ある程度緊張をほぐすために、面接ではどのような動きや態度を取って質問に答えるのがベストなのか面接1週間前からイメトレしておくようにしましょう。

転職面接7つのステップ

転職時の面接の流れを入室から退室まで見て行きましょう。面接時のマナーや適切な態度も記載するので、面接前には必ずチェックしてみてください。

1.入室

ノック

面接官)「お入り下さい」の言葉があってからドアを開ける

ゆっくりとドアを閉める

落ち着いて「失礼します」と丁寧にお辞儀

2.着席

席までゆっくりと落ち着いて歩く

席の隣に立ち、「○○(名前)です。本日はよろしくお願いします!」と大きい声で言う

面接官)「お座り下さい」があってから軽く腰掛け、背筋を伸ばして着席!

3.自己紹介・自己PR

面接官)「自己紹介をお願いします。」又は「現職はどのようなことをされていますか?」と質問

「本日はお忙しい中、貴重なお時間を頂き誠にありがとうございます。」とまずお礼を述べてから自己紹介に入る
※ 相手の目を見て、簡潔に堂々と話す

例)「○○年に入社し、○○(営業、広報、マーケティング部など)として仕事をして参りました。○○(営業スキル、コミュニケーションスキルなど)を培い…」

現職で学んだこと、培ったスキルをできるだけ具体的に述べて自己紹介、自己PRする
※ 長い自己紹介は禁物!30秒~1分がベストタイム!

4.転職理由

面接官)「転職理由を教えて下さい。」と質問

例)
「会社の将来性が感じられず、組織変更で新商品を売り出さないと会議で報告があり…」
「残業時間が月100時間を超えており…」
「学生の頃から目指していた分野で再度チャレンジしたいという思いから…」
※ 転職理由は明確に。つっこんで話をされることもあるので入念に用意しておく。

5.志望動機

面接官)「志望動機をお聞かせ下さい。」と質問

例)
「現職では主婦の方への営業が多く、御社の女性向けの商品○○や○○の営業にに活かせると考えております…」
「現職では年配の方向けの○○という商品の広報を主に携わり、御社の○○といった高齢者向けの商品のアピールに培ったスキルを活用できると自負しております…」
「現職ではマーケティング部に所属し幅広い年齢層のニーズを熟知しております。特に、富裕に関する知識は多く、御社の富裕層向けのサービス○○の営業に使えるスキルを持ち合わせていると思っています…」
※ 30秒~1分程がベストタイム!

6.逆質問

面接官)「何か質問はありますか?」と質問

例)
「採用として頂いた場合、希望の課に配属することはできますでしょうか?」
「無事、入社となりましたら、○○の資格は活かせますでしょうか?」
「入社するまでに勉強しておくべきことは具体的にありますか?」
※ 具体的な残業時間や年収を聞くのは避けましょう。事前に転職エージェントに確認してもらうのが良いでしょう。

7.退室

面接官)「それではこれで面接は終了です。ありがとうございました。」

「本日はお忙しい中、貴重なお時間を頂き、誠にありがとうございました。何卒よろしくお願い申し上げます。」
大きな声で言い、深々とお辞儀する

席を立つ

ドアの前で「失礼します。」と丁寧にお辞儀

ゆっくりとドアを開閉して退室

まとめ

以上が面接の一連の流れです。面接の平均時間は45分程と長丁場です。退室するまでが面接と心得て、最後ドアを閉め終わるまで気を配って下さいね。

面接の流れを掴んでおけば当日に慌てることなく面接が受けられ、面接官に自信のある人、仕事ができるテキパキした人との印象をつけることができます。面接の流れを頭に入れ、時間のある時に転職エージェントのコンサルタントや友人に模擬面接をしてもらうのが賢い選択でしょう。

また、面接の流れと同時に面接マナーもしっかりと押さえておくべきです。質問にパーフェクトに答えられても見た目が清潔で爽やかでなければ、面接官に与える印象は減点されてしまいます。面接で好印象を与えられる服装、髪型はきっちり守って行くべきです。

そして、女性は男性よりも面接時に気を付けることがたくさんある点も注意です。女性の場合、長い髪はしっかりと束ねているか、化粧は派手すぎないか、スカート丈は短すぎないかなど気を配る点が男性と比べて多いです。面接の流れと同時に女性の面接マナーも頭に入れておきましょう。