面接必勝法

ベンチャー企業の人事・教育担当が面接対策について書いてみます。

面接の時間に遅刻して不採用になった失敗談

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面接で不採用となってしまう理由の1つに「遅刻」があります。面接の時間に遅刻してしまった…そんな時どのような対応を行えば不採用とならないのでしょうか?

ここでは、面接に遅刻しても挽回できる対処法を3つにまとめて簡単にご紹介して行きたいと思います。

面接に遅刻してしまった時の3つの対処法

遅刻は決してしてはいけない最低限の転職マナーですが、遅刻をしても採用となったり次の面接まで進めたとの例もあります。万が一、遅刻してしまった場合でも正しい対応を行い採用へとつなげましょう。

できるだけ早く電話連絡をする

遅刻理由には、電車の遅延、体調不良、寝坊、道に迷うといったことが考えられますが、どの理由でも遅刻するかもと思った時点で連絡を入れておくべきでしょう。

遅延だからそろそろ電車が動き始めるだろう、道に迷ったけど5分くらいで着けるだろう、寝坊してしまったけどダッシュで向えば間に合うだろうといった軽んじた考えは捨てて下さい。1分でも遅れたら遅刻は遅刻です。できるだけ早く担当者に連絡を入れ、遅刻の旨を伝えて下さい。

理由は簡潔に伝える

電話をする時は何を伝えるべきなのか頭で整理してから落ち着いて電話すべきです。面接時間と名前、謝罪の言葉、遅刻理由、どのくらい遅れてしまうのかを簡潔に伝えるようにしましょう。

遅刻している時はすぐに連絡しなければという思いが先走ってしまいますが、その時こそ深呼吸をして頭を整理してから電話をするべきでしょう。落ち着きすぎていても良くありませんが、冷静さのかける電話では仕事ができない人間という烙印を押されてしまうかもしれませんよ。

遅刻理由は「寝坊で…」と伝えるのだけは絶対に避けましょう。電車の遅延状況は担当者も把握できるものなので嘘を付くのは禁物です。「道に迷ってしまった」が適切でしょう。

どうせ不採用と思わず精一杯、面接に挑む

遅刻してしまったからどうせ不採用になると思わないことも大切です。事実、遅刻しても採用となった転職成功者は稀にいます。その方たちはすぐに電話連絡をし、死にもの狂いでダッシュで向い、面接で熱意を伝えられた方です。担当者によっては遅刻というだけで不採用にしない場合もあるので望みは捨てずに面接に挑みましょう。

間違っても面接時間の5分前に「体調不良で面接を辞退させて下さい」などといった連絡を入れてはいけませんよ。転職では遅刻だけに限らず、最後まであきらめない気持ちを忘れないで下さい。

遅刻しないためにやっておくべき5つのこと

次からは、遅刻を極力なくすための対処法についてです。転職面接に絶対に遅刻したくないのであれば、以下の5つのことは実践するべきでしょう。

前日に面接確認のメールを再度確認

遅刻理由の1つに「日時を勘違いしていた」というものが挙げられます。担当者から連絡が来た時が仕事中でバタバタしていて間違った日時でスケジュールに入れてしまったなんてこともあるでしょう。担当者からの面接連絡のメールは保存しておくようにし、面接の1週間前、1日前に再度確認するようにして下さい。

スケジュール帳にも記録しスマホのスケジュール機能も活用しておけば2重でチェックできますし、スマホなら満員電車でも確認できるので便利です。ただ、転職活動のスケジュールはスマホのスケジュール帳だけを活用するのはNG。面接中に次の面接の予定を聞かれた時にスマホに電源を入れて…なんて動作はマナー違反なので気を付けましょう。

1度は面接会場に行っておく

道に迷って遅刻するという話もよくあることです。道に迷わないためにも時間を作って1度は面接会場に行ってみましょう。

行ったことのある駅だから大丈夫、スマホで道案内してもらえば大丈夫とあなどっていては、当日痛い目をみるかもしれませんよ。出口を間違えたり道案内アプリが正常に作動しなかったりといったことも想定して、面接日以外の日に面接会場まで足を運びましょう。

現職をこなしながらの転職活動であれば仕事が終わってから夜に向かってみるのも良いでしょう。どのくらいの時間まで社員が働いているのかも見ることができて一石二鳥です。

財布にタクシー代として1万円又はカードを入れておく

電車遅延で遅刻することもあるでしょう。電車遅延だから遅刻は許されると思っていては甘いです。遅延も想定して早めに面接会場に向かうのがマナーと心得ておきましょう。

余裕を持って早めに向かっていても電車が全く動かない、他の路線を使っても遅刻してしまう…そういった場合はタクシーを活用するべきでしょう。

もったいない出費と思ってはいけません。年収アップのため、スキルアップのため、キャリアアップための転職を成功させる経費と思うべきです。普段現金を持ち歩かない人でも1万円は確実に入れておくようにし、念のためにクレジットカードも財布に潜ませておきましょう。

友人や親へモーニングコールを依頼

転職面接で寝坊は絶対にNGです。いつも目覚ましを使わない人でも絶対にアラームはセットして眠りにつきましょう。

緊張のために朝方まで眠れずアラームの音さえも気付かずに寝坊なんてこともあるかもしれません。友人や家族にモーニングコールを頼んでおくのも良いですね。メールの通知はサイレントにし電話は音にしておけば、無駄な連絡で眠りを妨げられることなくモーニングコールで目覚めることができますよ。

30分~1時間前には面接会場近くに到着

面接会場近くには最低でも30分前には到着するように家を出ましょう。10分前で余裕でしょ?なんて思っていても何が起きるかわからないのが転職面接です。緊張のためにお腹が痛くなってしまったり、普段乗り慣れない電車で乗り換えを間違えてしまったなんてこともざらに起きますよ。

事前に面接会場に行った時にお茶ができる喫茶店を探しておくとよいでしょう。30分~1時間前に着いて喫茶店で履歴書や職務経歴書を見直したり、面接のイメトレを行えば最終確認も万全にできます。テンパり屋さんの人でも自分でも驚くほど落ち着いて面接に挑めるはずです。

まとめ

転職面接に遅刻したら不採用が決まったわけではありません。遅刻しても採用となった強者も存在します。

その強者になるためには、通常通りに面接をこなしてはいけません。遅刻が確定した時にすぐに連絡を入れ、簡潔に遅刻理由を伝え、いつも以上に気合を入れて面接に挑んでください。