面接必勝法

ベンチャー企業の人事・教育担当が面接対策について書いてみます。

これだけは知っておきたい「転職」の基本と常識【改訂版】のレビュー

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転職活動は、提出するための履歴書、職務経歴書、雇用保険の手続き、面接対策と準備することがたくさんあり、仕事や転職活動をしながらの準備は骨が折れると感じることも多いでしょう。始めての転職なら尚更分からないことだらけなはずです。

でも、転職のやり方って誰も教えてくれません。今は転職活動を全面的にサポートしてくれる転職エージェントがあり活用すべきですが、どの転職エージェントが良いのか分からないというのが転職者の本音でしょう。

転職ノウハウ本の『これだけは知っておきたい「転職」の基本と常識【改訂版】』では、雇用保険の手続きや転職エージェントの選び方について最新の情報が紹介されているので、転職活動のハテナを徹底的に解消できると思います。

ここでは、『これだけは知っておきたい「転職」の基本と常識【改訂版】』を読んでみた感想を書いていきたいと思います。

ネットにはない最新の転職情報が多い

転職本で重要なのは新しい情報をしっかり記載されているかということ。ネットで転職を進めるのが主流の現在、転職情報も移り変わりが激しいです。一昔前の転職情報をあてにしていては実際は違くて困ったという経験を重ねてしまうことも。

改定版である『これだけは知っておきたい「転職」の基本と常識【改訂版】』は、新雇用保険法にも対応していたり、最新の転職・退職情報が記載されているので信頼できると思いました。

プレゼンテーション能力が高い人が書いているという印象

著者の箱田氏は転職でキャリアアップを成功させ、企業や転職サイトのセミナーで年間300件以上の講演をこなしている実力のある方です。

彼の転職成功記からも転職を成功させるヒント、例えば履歴書や職務経歴書の人と差をつけるためのテクや面接突破のための事前準備が多く掲載されていました。数多くのセミナーを手掛ける著者が手掛けた転職本ということで、絵や図が多くさくさくと読めました。

円満退職から雇用保険の手続き方法が分かりやすい

「円満退職が転職成功のコツ」などと言われますが、『これだけは知っておきたい「転職」の基本と常識【改訂版】』には退職時の確認やアクションリストや円満退職の方法、退職後の雇用保険の手続きに関して事細に紹介されています。

雇用保険の手続きの仕方は現職の人事部に聞くのも無礼ですし、転職をするならば一通りの流れを知っておくべきですが、実際のところは誰も教えてくれる人はいません。

ネットでも紹介されていますが、分かりにくかったり情報が古かったりと信頼性に欠けるものが多いのが現状です。新雇用保険法に適応しているので実践的な情報が知ることができると思います。

転職時の財テクが学べた

特に、お金にまつわる項目は必読です。

退職してすぐ他の企業へ入職できれば良いですが、入職まで間があいてしまえば貯金を崩す生活が続きます。掲載されている転職や退職にまつわるお金の最新情報を学び、受け取れるお金は受け取り、節約できるところは切り詰めて行くべきです。雇用保険の手続きが遅れると受け取れる額が減ってしまうこともあるので、特に雇用保険についての商は読んだ方がよいと思います。

転職エージェントのウマい使い方を紹介している

著者の箱田忠昭さんは、転職を行ってキャリアアップした人物だそうです。転職を何度も成功させた著者は、転職エージェントは重要だと語っていました。経歴を見たところ、転職サイトに勤務していたり顧問になっているわけではなさそうなので、広告ではなく単純に彼の感想なのだと思います。

今や、転職を成功させるためには転職エージェントの助けなしではありえないとさえ言われていますので、職種、転職目的、自分の性格に適した転職エージェント1つは活用するべきだそうです。

ネット転職について詳しく、「公平に」紹介されているので、どこの転職サイトを使ったらよいか分からないという人にはためになる話が多いと思います。

この転職エージェントを活用するとこういう利点があるとか、○○分野の転職は○○が向いているとか、第3者の立場のまっとうな意見を知ることができました。

まとめ

『これだけは知っておきたい「転職」の基本と常識【改訂版】』の価格は、1,296円です。

タイトルにもあるよう転職の「基本」と常識が詳しく紹介されている書籍なので、面接での自己PRや自己紹介、志望動機に個性を出したい、人と差をつけたい方は少し物足りなく感じるかもしれません。

自分なりの言葉あふれる面接トーク術を学びたいと言う方は合わせて、『転職面接必勝法』を読んでみると良いと思います。