転職回数の多い女性は「また辞めてしまうのではないか」と思われ、転職の面接でも敬遠されがちです。転職は3回以上になると「転職癖」がついてしまい、辞めるのが当たり前になってしまいます。そんな辞め癖がついてしまっている女性に、今の職場を長く続けるコツを紹介します。
マイナス要素ばかり見ない
転職回数の多い女性は「完璧な職場がある」と心のどこかで期待しています。けれど大変残念なことに完璧な職場などどこにも存在しません。
「お給料が安い」「休みが少ない」「仕事が面白くない」など、どこに行っても不満が出ることばかりです。でもそれが普通のこと。
マイナス面ばかりをクローズアップするのではなく「人間関係は悪くない」「休みは少ないが給与は高い」などプラス面を見ながら仕事をすれば、気持ちもずいぶん変わるはずです。
心配事や不安は上司や同僚に相談してみる
転職回数の多い女性は、不安や悩みを上司や同僚に相談することなく自分で抱え込んでいつの間にか会社を辞めています。
一人で悩むのではなく、信頼できそうな上司や同僚に相談にのってもらいましょう。
相談してみると「もうダメだ」という状況ではなく、会社内で異動させてくれたり休日数を増やす、勤務時間を変更するなどいろいろと融通してくれるものです。仕事を辞める前にまずは上司に相談することです。
目の前にある課題をクリアしてみる
仕事をしていれば何かしら課題に直面します。
その課題は、その人に必要だから障がいとして立ちふさがっていると考えて良いです。
人間関係が上手くいかないという悩みを抱えているなら、それが克服する課題です。人間関係をスムーズにするためにまず挨拶をしっかり行う、自分から話しかけてみる、分からないことは積極的に聞くなどして自分から寄ってみる姿勢は大切です。「周囲の人が自分を避けている」のではなく「自分が周囲の人を避けている」ことも多々あるからです。
やりたくない仕事でもその先を考えてみる
目の前にある仕事が面倒くさくて転職回数が多くなっている女性は、まず面倒くさい・やりたくない仕事の先を考えてみること。
仕事でキャリアを積めば給与アップや周囲からの信頼感アップなどプラスになることが多数あります。嫌だなと思っても回ってきた仕事には意味があり、しっかりこなしたときにはご褒美がもらえます。
目先の感情だけで動くのではなく、その先を考えて面倒くさい仕事に対応することで未来も明るく輝くはずです。
まとめ
「きっとどこかに、最高に良い職場があるはず」と青い鳥を探す気分では永遠に定職に就くことはできません。世の中には完璧な職場など存在しないので、職場の欠点に目をつぶって頑張る以外に道はないのです。
月に100時間残業させる、残業代が出ない、同僚が過労でどんどん辞めていくなど明らかなブラック企業ならともかく、とくに問題のない企業なら踏ん張って長く勤務する道もあるはずです。
人は現状よりもより良いものを求める性質があり、それ自体は悪いものではありません。ただ求めすぎると信用を損なうことになります。マイナスよりもプラス面を見る前向きな気持ちで頑張りましょう。