面接必勝法

ベンチャー企業の人事・教育担当が面接対策について書いてみます。

不動産屋の面接でよくある質問と落ちる回答例

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不動産業界は即戦力になる、意欲のある人材を求めています。そのため面接でも自分の前向きな気持ち、積極性を十分にアピールする必要があるのです。

そこで不動産業界の面接でよくある質問と、面接で落ちてしまう回答例をまとめてみました。これから不動産業界で働きたい方、必見です。

土地勘の有無は不問!まずはやる気を見せること

不動産業界に就職するのに、土地勘のあるなしは基本的に重視されません。本人のやる気や意欲があるかどうか、今後積極的に資格(宅建など)を取得する気持ちがあるかどうか、その有無が結果を左右します。

不動産業界は経験や学歴よりも、新卒や未経験者でもやる気があり、成績(売上)に結びつく人材を欲しています。合格のためにはまずは意欲を見せることです。

志望動機がない人、弱い人は落ちやすい

面接では必ず志望動機を聞かれます。「なぜ不動産業界を選んだのですか?」という問いに「興味がある」だけではNG。不動産業界のどんな仕事に興味があるか、業界研究した人しか答えられない内容を含めて伝える必要があります。

また、自分の経験やスキルを活かせるポイントを含めて面接官が採用したいと思う志望動機を作成すると採用に一歩近づきます。

営業の場合、具体的な実績があればアピールする

不動産業界では「即戦力になる人材」が求められているので「以前在籍していた不動産仲介会社では、一か月に15件の契約をとりました」など、過去の実績を披露することで採用される可能性がアップします。

過去の実績がなくても「入社後は契約を月に10件とりたい」「営業成績をあげたい」と意欲的な面をアピールすることです。

あまりにも自信過剰、上から目線な物言いはNG

実績のある人は即戦力になるため大歓迎ですが、上から目線の受け答えは絶対にNGです。

「この私が来たからには、御社の営業成績を絶対に2倍にします!」など「なにを言っているんだ?」と思われるような答え方は良くありません。「頑張って働き、御社に利益をもたらせるよう精一杯努力します」という言い方の方が無難です。

宅建などの資格をもっていればなお良しですね。ただし資格をもっていない場合「これから御社で勉強させていただいて、資格をとりたい」では面接官への印象が良くありません。

「御社で勉強させてもらう」はNG。企業側にしたら、「なんで金もらって勉強するんだ」とかなりマイナスのイメージになります。「1年後をめどに資格をとりたい」と具体的な数字を入れて、資格取得することを伝えると良いでしょう。

前職の悪口オンパレードでは面接官も不安に

転職するケースでは「前職を辞めた理由は?」という質問を受けることになります。そこで「上司がうるさかった」「残業があった」という人間関係や会社の就業上の理由を口にすると不利になります。

転職先でも口うるさい上司がいるかもしれませんから、「仕事が限られており将来性に不安があった」「スキルアップのため」と前向きな理由を言うようにしましょう。

「御社で勉強して独立します」では最初から退職ありきなのでNG

面接で言ってはいけない言葉に「独立」があります。不動産業者で勉強し、経験と自信がついたら独立する道ももちろんありますが、入社前にそれを口にしてはいけません。

まとめ

不動産業界は給料が高い業界ではありません。そして結構ハードな職種です。そのため、明確な志望動機がないと採用してもらえないのです。業界の中でもなぜその職種なのか、なせその企業なのか、この2点を明確に答えることで採用に近づきます。

面接で聞かれる質問の答え方については、転職エージェントを利用して求人紹介から面接対策まで一貫したサポートを受けた方がうまくいくでしょう。