人生一寸先は闇。まったく縁のなかった仕事に就いてしまうこともあります。「え?こんな仕事あるの?」と思えるような仕事に就職してしまうことも。世の中にある変わった仕事を探してみました。
僧侶・宮司
世の中にはお寺や神社が多数あり、僧侶や宮司が働いています。少々変わった仕事でイメージが付きにくい方が多いと思います。
僧侶は、一般の方が気軽に転職できる世界ではありません。僧侶になりたいなら仏教大学で学び寺院に奉職し、修業期間を経てやっと一人前の僧侶として認めてもらえるのです。
宮司(神職)になるにも大学で学ぶ、神職養成所で学ぶなどの道があります。一般人が面接を受けて突然宮司や僧侶になれるわけではありません。
厳しい修行を経てやっと一人前になれる世界なので、忍耐力のない方や宗教に興味のない方は不向きです。
刑務官の仕事
刑務官とは刑務所や少年刑務所に勤務し受刑者の指導にあたる国家公務員です。
高校卒業すれば受験資格が得られ、入職すれば国家公務員としての地位や収入が得られます。ただ国家公務員でもかなりハードな仕事なので、受験できるのは18~29歳までの男女が対象。受刑者と向き合う仕事なので、精神的・肉体的な疲れは避けられません。
年収は40代で約600万円台となり、全産業の平均年収約520万円よりも高くなります。
国家公務員の試験に合格しなければなれないため簡単に転職できるわけではありませんが、国家公務員のなかでも志望者が割合少ないので、きちんと試験対策をすれば合格できる可能性はゼロではありません。
巫女の仕事
神社にいると社務所や境内にいる巫女。変わった仕事ではありますが、どうすれば巫女になれるのでしょうか?
巫女になるには厳しい修行や大学への進学はとくに必要なく、アルバイトで募集されています。未婚の女性が求められており、しきたりやマナーなどは入職後に指導してもらえるので安心。
京都など神社の多いエリアでは求人が出ている可能性が高いです。
正職員として働くと手取りは約13~17万円前後が多くなっています。普通のバイトよりも体力が要らず専門知識も必要ないので楽かもしれません。
占い師
占い師も変わった仕事ですが、占い師の国家資格などは存在しないので誰でもできます。
「私は占い師です」と言えば今日からでも仕事ができるのが強み。実際に素人が電話占いで占い師として活躍しているケースもあります。
もちろんきちんと勉強した方が大半ですが。収入は人によりそれぞれ。ほとんど収入のない方から月収1,000万円以上の有名占い師まで幅広く、実力次第では毎月かなりのお金になります。
ただし人気商売なので、ある日突然無収入になる危険もあることを知っておくと良いですね。誰でもできるので転職するのは自由ですが占い師として生活し続けるのは大変です。
政治家の秘書
政治家の秘書は何人置いても構わないため、その政治家に気に入られれば秘書として活躍できます。
公設秘書は政治家1人につき3名まで置けることになっています。
政策秘書は採用に基準があるため誰でもできるわけではありません。けれど基本的に政治家の秘書は政治家に気に入られれば誰でもなれます。
給与は政策担当秘書で月給約45万円、公設の第一秘書で約40万円、第二秘書が約30万円前後となっています。
変わった仕事ですが、将来政治家を目指している方、政治に興味のある方には狙い目です。
まとめ
世の中にある変わった仕事をまとめてみました。
資格などなく誰でもできる仕事がある一方、厳しい修行や学歴、試験が必要な仕事もあります。無資格でもすぐに仕事ができる職種は、ある程度のやる気と情熱が必要ですね。もちろん勉強し続ける姿勢がなければ長続きはしません。