転職面接で、女性が志望動機としてぜひプッシュして欲しいのが「キャリアアップ」。今の自分のままでは満足できない、もっと上を目指したい!そんな前向きな気持ちを是非アピールしてください。キャリアアップしたい気持ちが伝わる例文もご紹介します。
- キャリアアップと言うけれど具体的にはなに?
- 今の会社でできないことが「キャリアアップの中身」
- キャリアアップしたあとの自分の姿をイメージさせる
- キャリアを積んだ後に辞めてしまうのでは?と思われないために
- キャリアアップはこんな言葉でまとめてみる
- まとめ
キャリアアップと言うけれど具体的にはなに?
転職面接では必ず聞かれる志望動機ですが、女性の場合どのような答え方、考え方が良いのでしょうか?
まず現職で10年・20年と十分な経験を積み、さらに資格を取りたい、専門的な知識を得たいならキャリアアップという言葉はかなり効きます。「向上心のある女性だ」と感心されるかもしれませんし、実績を買って採用してくれる可能性も大きいでしょう。
ところが現職で2年程度勤務しているだけでは「まだ十分に勉強できていない」のは明白ですから、逆に使わない方が良いです。何でもかんでもキャリアアップと言えば良いわけでもありません。
今の会社でできないことが「キャリアアップの中身」
例えば看護師の場合、専門看護師や認定看護師になりたいという目標があるとしても、働きながら資格を取るのはかなり大変ですよね。認定看護師になるためのサポートがある病院へ転職したい場合、このキャリアアップという言葉は説得力が増します。
今の会社でできないことがある、転職先には具体的なサポートがある場合はキャリアアップを理由にしても通用します。大事なことはキャリアアップの中身なのです。ただ念仏のようにこの言葉を唱えていても誰も聞いてくれません。
キャリアアップしたあとの自分の姿をイメージさせる
もし専門看護師や認定看護師になれたら、それから病院内では専門看護師としてスキルを積み、やがて後進の育成にも取り組みたい、職場のリーダーになってみんなを引っ張りたいなどの具体的なイメージを提示することです。
将来の夢や目標がハッキリしている女性の方が断然人材としては魅力的ですし、やる気もアピールできます。キャリアアップ後の姿をしっかりイメージさせる言葉で、さらに面接官に良いイメージを与えましょう。
キャリアを積んだ後に辞めてしまうのでは?と思われないために
女性が転職する場合「キャリアを積んだ後にまた辞めてしまうのでは?」という不安を面接官に与えるのも事実です。
転職面接の場では「できるだけ長く勤務したい」「結婚しても事情が許す限り働きたい」という言葉で自分の意思をハッキリ伝えるのが基本。
もちろん将来はどうなるか分からりませんが、自分の気持ちをハッキリ示すことで面接官に安心感を与えると採用される可能性もアップします。
キャリアアップはこんな言葉でまとめてみる
もし女性事務職員が税理士事務所に転職したいときは
「現職では事務職員としてパソコンの操作、請求書など書類作成、来客者の対応を主に行っておりますが、今のままでは専門的な知識を身につけることができず、せっかく取得した日商簿記2級の資格も生かせません。ぜひ御社で取得した資格を生かして働きたいと思います。入社後は精一杯働かせて頂きます」
と、具体的に今取得している資格やキャリア、実績をアピールし、入社後にどのように会社に貢献したいかを伝えます。資格をもっていれば税理士事務所でも有利に働けますし、すでに事務の実績があるので採用されやすいパターンです。
まとめ
女性が転職面接で成功するには、志望動機を明確にして入社後にどのような活躍をするのかを具体的に提示するのが一番です。
キャリアアップは将来性とやる気を感じさせる効果的な志望動機になりますので、転職面接では積極的に使ってみましょう。